〜ぶらり途中下馬の旅〜

2005年1月11日 一人の男が船橋法典駅へと降り立った。
その男のまなざしは、しっかりと「聖地、中山競馬場」を見据えていた。
このページの画像がデカいのはサイズを変更するのが( ゚Д゚)マンドクセーからです。
重くても知りません。どうせオレとビグイニ氏しか見ないんだし(笑)

戯言はさておき、
まず私が足を運んだのは4コーナー付近。
柔らかな朝の光に照らされて
幻想的ですらありますね。
今にもグラスワンダーが
楽な手ごたえで上がってきそうです。
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
4コーナーから見たスタンドです。
まだ朝9時半だというのに廃人競馬ファン達が
ワラワラと集まってきております。
直線です。
逃げ馬が止まるのもうなずける急勾配。
4角ではスタンドとコースは同じ高さに
あるのですが、ゴール板に向かって
歩いていくとコースの方が
どんどん高くなっていきます。
高卒のボクと大卒の友人との
収入格差のようでハラが立ちますね。
テクテク歩いて1コーナー側へ
レースを終えた馬が引き上げてくる
検量室の前です。
差したかどうか微妙なのに
堂々と1着のトコに入っていく
武豊騎手の姿が目に浮かびます。
植え込みの花が蹄鉄になっているあたりに
JRAの旧態依然としたお役所体質が
馬に対する愛情が感じられますね。
「ズブいッスねぇ〜」
「まだ太かったか?」
「4角で寄せられちゃって・・・スイマセン。。。」
「次はヨシトミ乗せるからな、ハイお疲れさん。」
(上の会話は私の妄想です。なんかいろいろ
話してたんですが覚えていません。)
さて、突然登場した御婦人。
この日の第2競争に組まれていた若手騎手戦。
おそらく御子息が騎乗されているのでしょう。
明らかにソワソワしっぱなしでしたし、
レース中もカメラを持ちつつ居ても立っても
いられないといった様子でした。
上記の若手騎手戦で勝利した津村騎手。
直線で力強く抜け出してきました。
口取りってのはアッという間に終わるんですね。
ホンの30秒くらいしかいませんでしたよ。
第2競争の結果です。6-15-11・・・
馬連10,720円、3連複123,800円の波乱でした。
御婦人の御子息は何着だったのでしょう。
津村騎手は今後も気になるヒトになりました。
ん?・・・・・アレ?6番・・・・・15番・・・・・???
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
たった30秒で予想したのに
万馬ケ━━(゚∀゚)━━ン
人生4度目(リアル馬券のみ)の万馬券は
写真を撮っていたためにまったく
叫べませんでした(´・ω・`)ショボーン
ま、これで心おきなく取材に専念できます。
こんなモノも発見しました。
ビシッと万馬券を当てるボクには
縁のないモノですね。これって要するに
「いつもキレイに使っていただき
ありがとうございます」って書いてある
トイレの張り紙のパクリでしょ?
さて、パドックです。
やることがないダメ人間達が熱心なファンが
自らの相馬眼を信じて
命の次に大事なモノを賭けています。
ATMは地下1階42番柱付近にありますので。
パドックでも数十枚撮ったのですが
まともに撮れたのはホンの数枚。
ボクのデジカメはシャッターを押してから
ワンテンポ遅れて撮影されるんですよ。
なので動物なんて撮れネ〜ヨヽ(`Д´)ノ
「ナニ見てんだゴルァ!!」

ハイセイコーさんにカラまれてしましました。
「いや、私はただのブティックの店員ですから・・・」
と、誤魔化そうとしたのですが

「鈴木勝厩舎のウラまで顔貸せや」

ダメだ・・・尻っぱね2発は覚悟したその時・・・・

「待ちたまえ、ハイセイコー君!!」
「ナ、中村さん・・・・」

「アイドルホースが恐喝か!?聞いて呆れるよ。
さぁキミももう行きなさい。」

「チッ、運のイイ奴だぜ。覚えてろよ。。。。」

「あ、ありがとうございます。」

「ここは君のようなブディックの店員が来るような
場所じゃない。もう帰りなさい。」

「ハイ。」
「いや〜ビックリした。」
トイレに逃げ込んでふと思いました。
「中村ってダレだよ・・・・・・」

中山競馬場の個室トイレといえば
「お馬で人生アウト」という辞世の句を
残して命を絶ったオジサンが・・・・
水面に顔のようなものが見え・・・!!??
寸劇になってしまったので元に戻して
内馬場に来ました。
大生け垣障害の実物大模型がありました。
高さ160cmくらいでしょうか。これに
突っ込んでいくのは勇気が必要ですよ〜!!
飛越が下手な馬を依頼された騎手は
前日から憂鬱だというのも頷けます。
後ろにバケモノウサギが写り込んでいます。
親しみ辛いヴィジュアルです。
ゲート発見。
洗練されたフォルム、成熟した大人の色使い。
自らを誇示するかのような「中山」の文字。
緊張は最高潮。最後に手綱の汗を拭き取る。
スターターが大きく右手を上げた。
割れんばかりの大歓声。
子供達を乗せてゆったりと進む馬車コーナー。
その傍らに仕事を待つ1頭の馬。
とてもおとなしく、静かに
4コーナーを見つめていました。
武豊騎手を背に10万を超える観衆の中、
有馬記念のゴールを先頭で駆け抜ける。
そんな白昼夢を見ているのでしょうか。
上のコマ読んでウルウルっときたでしょ?
涙腺緩んだでしょ?イヤ〜泣かせるねぇ。
σ(゚∀゚ オレの文才バクハツ!!

ま、中山観戦記もこのへんでオヒラキ。
仕事帰りに行ったこともあって疲れた!!
たぶん5〜6kmは歩いてるよ、マジで。
万馬券も取って意気揚々とTURFY SHOPで
お土産を買うのでした。
ナニを買ったかというと・・・
コチラ↓
動画1
動画2


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